S I N G A

circle



「真我を生きる」オンライン・コミュニティ - S I N G A circle - をオープンします。


 

「私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのものを生きてみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか。」

ヘルマン・ヘッセ 『デミアン 』



 
 
 

こんにちは、S I N G A Founderの酒本信太です。

先月、ローンチしたS I N G Aですが、急展開をみせ、
新たな方々へこの「歌う瞑想 S I N G A」を共有できる場が生まれようとしています。

さて、それに伴い6月にスタートしましたS I N G A のコミュニティを、アップデートさせていただき、新たにオープンいたします。

私自身、S I N G Aを日々配信することで、その体感がより深まり、意識にどのような変化をもたらすのか、
そしてその意識の変化は日常生活を送る上でどのように役立つのか、以前にもまして分かってきました。

ですので、この体感を元に、S I N G Aを、日々実践することのできるオンラインの場を改めて開きます。

 

コミュニティの中身についてお話しする前に、そもそも、SINGAとは?
真我を生きるってどういうこと?

SINGAを通じてやろうとしていることの全体像についてまず、お伝えします。

それでは...

< 歌う瞑想 S I N G A>とは?

そもそも、この < 歌う瞑想 S I N G A > とは何か、というところからお話しします。

< 歌う瞑想  S I N G A > は、声と音を使った瞑想法です。

S I N G Aの核となるのは、真我の状態で奏ででられた音楽に乗って、声を出すプラクティスとなります。

もともとは、 S I N G AのFounderである maishinta (酒本信太と酒本麻衣) の二人が音楽制作の際に、深く自分自身にダイブするための日常的なプラクティスとして、2018年から6年に渡り実践してきました。

音楽に乗って、身体を揺らしながら母音を発声していくことで、思考のおしゃべりが静まります。その状態を数分間持続することで、ぽかんとした真我の状態が現れます。


では”真我の状態”ってさらに具体的にいうとなんでしょう?

思考のおしゃべりが鎮まり、本来の自分の望みや感覚が真っ直ぐに表出してくる状態が、人間のニュートラルな状態、すなわち真我であると捉えています。

このニュートラルな状態に、意識的に至るために設計されたのが、< 歌う瞑想 S I N G A >なのです。


それで”真我の状態”になったらどんないいことがあるのでしょう?

このニュートラルな状態に入ると、過度な未来への心配や不安、過去の後悔に囚われることなく今ここの自分に率直に、生きやすくなります。

私の場合は、例えば、過度な完璧主義的傾向から離れ、のびのびと音楽と作ったり、創造性を開花させることにつながっています。また雑多な思考に囚われることが少なくなるので、仕事や日常生活における集中力や明晰さ、あるいは瞬発的な判断力なども、発揮しやすくなります。

さらにいえば、細胞レベルの幸せな感覚や、豊かな気持ちが、透き通った柔らかな水のようにして常に自分を満たしていることに気づき続けることができます。

そんなふうに生きていると、その意識状態は波紋のように外界へと響き渡り、その人を囲む環境や人々へ平和や豊かさをもたらします。

結果として、人間関係や、健康、さまざまな実際的な問題と呼ばれるものが、問題で無くなっていくという現象が立ち上るのです。

それは幸せなように見えますが、実際、そのような状態で現代の社会を生きていけるのでしょうか?

はい、大丈夫です。
むしろ現代において、情報化が過度に発達し、人間の言葉による思考を模倣し、人間以上の処理能力を持つAIの登場によって、ますます、人間は、真我を生きる他ならなくなっていくのだろうと思います。


真我を生きるには、私たちは内部化された「誰かの思考」からの自由になる必要がある。

とはいえ、私たちは、この現代の社会を生きる上で、さまざまな社会通念や、無意識の思い込みを、生まれてきてから、家庭や学校、メディアを通じて、飲み込み、実際に脳神経回路や、身体の癖として自らに取り込んできました。

厄介なのは、そうした内部化された社会通念や、思い込みによって、あたかも自分声のように振る舞う思考が、本来の自分ではないことに、気づきにくいということです。
そうした本来の自分ではない、「誰かの思考」によって、本来の自分の声や感覚を分かりずらくさせているのが、現代の状況であると私自身も体験してきました。

そしてこのような人間の囚われた思考、それによって生じる行動そのものが、地球全体においても、また個々の人生においても、同じ問題を再生産し続ける事態、終わりなき輪廻ともいうべき現状を、産むのだと、私は捉えています。

過去の遺物である囚われた思考の枠から、問題を解決しようと現象にアプローチしても、姿を変えて、また同じ問題が起こることを、私たちは自分の人生、また人類の歴史を通じて体験していますよね。

では一体、繰り返さないためにどうしたらいいんですか?

かねてからこうした事態に対処するための、根源的なアプローチは何かということを、探究してきました。
私の場合は、音楽を創作するという体験の中で、自分自身が一新されるような体感を重ねることで、徐々にその仕組み、カラクリに気がついていきました。

頭で、いくら考えても、同じ思考のフィールドで問題と思っているものを、解消することはできないのです。
それには、いったん自分自身を0ポイント(ニュートラルな状態)に戻ってくる必要があります。

時に私たちは、無自覚にそのような時間をとります。圧倒的な自然の景色に包まれた時、旅先で思わぬ誰かの優しさに触れた時、あるいは物語の中で世界の真実にふれ感動した時、マラソンやサウナで意識が身体の躍動をすみずみに感じている時...

そんな時、私たちは、過去の思い込みや未来への不安、あるいは囚われた思考から、ひととき、自由な状態にいるのです。その時ふと浮かんでくるアイデアは、過去の思考の枠の外からやってくる生命全体が現在進行形であなたという個体を通してこの世界に表出させようとしている”感覚的な情報”なのです。

S I N G Aは生命としての人間のキャパシティをどこまでも押し広げる試みでもあります。

この"感覚的な情報"にアクセスすることで、私たちは、一新されるのです。この感覚に浸ることで、もはや、「誰かの思考」に囚われることなく、本来の自分である真我の状態に居続けることが、このS I N G Aの実践によってもたらされる最も最良な結果であります。

それが起きた時、あなたは、この世に生まれてきたことの本当の意味を自覚することとなり、誰かの真似事でない、オリジナルの個体としてこの世界にやってきた使命を生き始めることになります。

そしてその使命は、これまで地球になかったものをもたらすことになり、この世界を豊かにそして美しい場所にする一歩となるのです。

その歩み全てが、切り離された”私ごと”としてでなく、全体性を伴った”私たちのこと”として成される感覚に溢れ、安心と喜びの旅路となるのです。

そんなふうにこの人生を生きたい方。
またすでに生きている、そして、さらに深め、同じような感覚を持って生きる仲間に出会いたい方。

そんな方々が集まり、日々のS I N G Aの実践と「真我を生きる」ための智慧や体験をシェアする場としてこのS I N G A Circleを開きます。

このcircleから、どんな波紋が世界に広がっていくのか今から楽しみにしています。

S I N G A を通じてあなたの真我に出会えることを心待ちにしています。


S I N G A  circle Founder 酒本信太
2024.6.26

 

上記の動画は、S I N G A と SINGA circleについてのイントロダクションになります。
まずこちらをご覧になった上で、ご参加ください。

SINGA circle

内容

-1-
日々のS I N G A
ZOOMを利用して、日々配信されるS I N G Aのセッションに参加いただけます。

月/水/金 10:00 ~ 10:15 (リアルタイム配信)
アーカイブ配信をお送りします。

日々の伴走としてご活用ください。


-2-
月2回のウェビナー&シェア会

30分のウェビナーとその後 SINGA体感のシェア会

ウェビナーでは、Founder の Shintaが”真我を生きる”というテーマで、
役立つさまざまなアイデアや考え方などをシェアします。
シェア会では、参加メンバーの皆様の体感をシェアいただき、質問にもお答えします。

ウェビナー&シェア会のSchedule

7月14日(日) 13:00 ~ 14:30
7月30日(火) 10:00 - 11:30

全てアーカイブは残ります。

-参加費-

3,690円 / 月

-期間-
S I N G A circle スタートは、7月8日(月)となります。
その後も、常時参加可能なコミュニティです。

⇩ご参加はこちらから⇩

S I N G A F o u n d e r

maishinta

Mai SAKAMOTO & Shinta SAKAMOTO

酒本麻衣 MAI SAKAMOTO

  • (旧姓:向田麻衣)1982年 宮城県生まれ。米国モンタナ大学中退、上智大学中退、慶應義塾大学総合政策学部卒業。

    15歳の時にネパールで働く人道支援活動家と出会い、17歳でネパールへ渡りNGO活動に参加。

    2009年、大学卒業と同時にコスメを切り口にネパールの女性の美しさを引き出す〈Coffret Project/コフレ・プロジェクト〉を開始。

    2013年にはネパールの身寄りのない女性たちが誇りをもって働くことができる場所を作ろうとオーガニックコスメブランドを立ち上げる。

    仕事をするなかで、TEDを始め、様々な場所でのスピーチや講演の依頼が増えはじめ、経験を重ねるうちに声の持つ不思議に目覚める。自身で詩を書き、朗読を始める。

    2016年、のちに夫となる信太との出会いをきっかけに、歌と音楽制作を開始。事業規模を縮小。

    その後は信太と共に自然豊かな奥武蔵にプライベートスタジオを構え、約3年間、楽曲制作を行う。

    その間に制作した楽曲171曲は期間限定のストリーミング配信を行い、収益は全額ネパールへの支援金とした。

    2019年、信太と共に音楽レーベル 8th MAY Records 設立。ふたりのユニット maishintaとしては3枚のフルアルバムをリリースし全国のタワーレコードで販売したのち、ベスト盤「HOHOEMI」を発表。信太と共に行う、ピアノと歌の即興制作プロジェクトIRIS SUN(イリス・サン)としては3枚のフルアルバムをリリースしている。

    出版:『美しい瞬間を生きる』(ディスカバー21)受賞歴:2012年・エイボン女性年度賞、第4回ユースリーダー賞 等登壇歴:TED x Sapporo/ TED x SFC 等 メディア出演歴:『情熱大陸』 等

酒本信太 SHINTA SAKAMOTO

  • 1991年東京生まれ。早稲田大学高等学院卒。早稲田大学基幹理工学部情報理工学科中退。

    3歳からピアノを弾き始める。12歳の時に、作曲と即興演奏、録音に目覚める。

    その後コンピューターを使った音楽制作への興味から理工系大学へ進学する。

    在学中に音楽レーベル<Tokyo Recordings>を共同設立。作曲家としてアーティスト(水曜日のカンパネラ、小袋成彬 等)、映画『走れ絶望に追いつかれない速さで』等、企業CM(TOYOTA、ヘーベルハウス、ハレクラニホテル 等)へ楽曲提供を行う。

    2015年冬、祖母の死に立ち合い、それまでの自身の生き方、創作活動への疑念をもち、仕事と大学を休止し、ロンドンへ遊学する。帰国後自ら詩をかき、歌を作り始める。

    2016年冬、祖母の死から一年後、「まんまるい地球」という歌を作る。歌の誕生の瞬間に、自身が大きな愛に包み込まれる体験をする。自らの声で歌うことを心に決める。

    2016年春、後に妻となる麻衣に出会い、彼女のTEDスピーチを聞いて、感動し「HOHOEMI」という歌を作る。すぐに意気投合して、公私共にパートナーとなる。カウアイ島、ネパール、パリ、ロンドンを二人で旅する中で次々と曲を制作する。

    その後、作品制作に集中するために、それまでの仕事をやめ大学を退学し、自然豊かな奥武蔵にスタジオを構えて麻衣と共に音楽制作に約3年間没頭する。

    171曲を完成させ、その後、娘を授かり結婚。

    2019年、麻衣と共に音楽レーベルを8th MAY Recordsを設立。

    二人のユニットmaishintaとして3枚のアルバムをリリースし全国のタワーレコードで販売したのち、ベストアルバム「HOHOEMI」を製作。

    歌とピアノによる即興創作プロジェクト8th MAYとIRIS SUNとしてアルバムを4枚リリース。

    ソロピアノ曲を含めた、3年間で制作した171曲をストリーミングで期間限定配信を行なった。

    2020年生後1ヶ月半の娘を抱っこしながら作った”AYAME“を、テクノロジーと自然が調和した1000年後の未来の音楽”NEW”をそれぞれリリースした。


    2023年には、7年間で制作した楽曲 (40アルバム)にアクセスできるオンライン・ミュージックライブラリ “maishinta music”をローンチ。

    2024年夏に、コロナ禍で制作されたニューアルバム”AOU”をリリース予定。